夏に食べたい和の涼味：鱧（はも）の魅力

夏の訪れとともに、多くの料亭で登場するのが「鱧（はも）」です。特に関西圏では、夏の風物詩として親しまれており、その繊細で上品な味わいは、多くの美食家を魅了してきました。鱧は小骨が多いため、「骨切り」と呼ばれる独自の技術が必要とされる食材。包丁の音が美しく響くほどの職人技によって、口当たりのやさしい一皿に仕上がります。
当店では、鱧のおとし（湯引き）や天ぷら、鱧寿司など、さまざまな調理法で鱧の魅力を引き出しています。梅肉や酢味噌、出汁など、和の調味料と組み合わせることで、鱧本来の旨みをさらに引き立てます。
暑さで食欲が落ちやすい時期でも、すっきりとした口当たりと淡白ながら深みのある味わいは、心も体も癒してくれるはず。夏ならではの旬の恵みを、ぜひ当店でお楽しみください。